2018年のアフィリエイト収益を振り返ってみました。
というのも、2019年の確定申告のための資料を作成していたら、結果的に2018年の収益の振り返りになったので、その結果をご報告してみたいと思いまして。
1年間の収益を公開する目的としては、「100万円突破!」みたいな衝撃的なことばかりを報告して、「で、その後はどうなったのよ?」という肝心な部分を公開していないと気がついたからです。
では、ガチの収益を公開します。
2018年のアフィリエイト収益一覧
注意ポイント
このグラフは、私が確定申告のために「やよいの白色申告オンライン」で入力したデータを元に作成したグラフです。収益については、アフィリエイトの確定報酬です。また、PPC広告や外注などは一切使っていません。
2018年の7月と8月は、アフィリエイト収益だけで100万円を突破しましたが、その後はアフィリエイト収益が激減してます(涙)
ここ3ヶ月ぐらいは、月収50万円前後をうろうろとしています。
ですが、今の私の実力とアフィリエイトにかけている労力からすれば、アフィリエイト収益は月収50万円ぐらいが実力相応だと思っています。
今後は、アフィリエイト収益がまた急増したり、逆に激減したりが繰り返されると思います。
ですが、PSWをはじめとしたノウハウが確立できているので、一時の収益の増減にメンタルを崩すことなく、今後も着実に良質なサイトをストックして収益を積み上げていければと思っています。
2018年はアフィリエイト収益が急増し、本業の収入を合わせると年収1000万円を超えました。
貯金もグっと増えたので、住宅ローンの繰り上げ返済ができそうです。
やはり、本業以外に50万円の収入があるというのは、とても助かります。
確定申告の準備をしながら思ったこと
注意ポイント
この記事では、確定申告に関する私なりの見解を書いています。また、私は税金面では素人なので、参考程度に見てもらえばと思います。
今回、年間のアフィリエイト収益が700万円近くになったことで、確定申告について色々と調べました。
その過程で私は重大なことに気がつきました。
それは、「過去2回分の確定申告で、余計な税金を払っていた」ことです。
(厳密には、確定申告自体が不要だったと思われる)
実は、これまでにも2回ほど確定申告はしたことがあったのですが、2回とも年間のアフィリエイト収益が30~40万円程度だったため、あまり深く税金に関して調べずに確定申告していたんです(汗)
特に経費については、レンタルサーバー代やドメイン代は経費にしていましたが、それ以外にはまったく無関心でした。
今から考えると、それ以外にも経費として計上できる項目はたくさんあったんですよね。
経費をしっかりと計上していなかったために、過去の2回の確定申告で総額5万円以上の「本来は支払わなくてもよかった税金」を納めていたことになります。
これは、非常にもったいないことをしました。
家賃の一部を経費にできる
アフィリエイトを実践している人の中には、自宅でアフィリエイトをしている人が多いと思います。
その中で、自分の名義で賃貸アパートを契約していたり、一戸建てを購入してローンを払っている人(住宅ローン控除を受けている人は除く)は、家賃の一部を経費として計上できる可能性が高いです。
ただし、家賃を全額経費にすることは通常は無理(生活のための住居の場合)で、一般的には家賃の10%~30%ほどが経費になるようですね。
経費の割合の計算方法としては、「家全体の中で、アフィリエイトとして使っている仕事場の面積がどれぐらいなのか」で考えます。
(もう1つ、仕事として使っている時間の割合で計算する考え方もあります。)
例えば、家賃6万円の1Kのアパートで、副業としてアフィリエイトをしている場合を考えてみましょう。
仕事場として使っている面積の割合が20%だとした場合、経費は60,000円×0.20=12,000円になります。
年間にすると、144,000円を経費として計上できることになります。
ところで、副業アフィリエイターの場合、年間所得が20万円以上の場合には確定申告をする必要があります。
でも、今回のように14万4千円を経費として計上した場合には話が変わってきます。
年間所得は、アフィリエイト収益から経費を引いたものになるので、今回の場合だと年間のアフィリエイト収益が34万4千円を超えなければ、確定申告は必要ないということになります。
家賃を経費にできる場合には、しっかりと経費として計上しましょう。
その節税効果は、けっこう大きいですよ。
ちなみに、家賃と同様に電気料金の一部についても経費にできます。
例えば、家賃の20%を経費とする場合、電気代の20%も経費にしましょう。
ひと月の電気代が5,000円なら、1,000円が経費になります。
年間だと12,000円になるので、大きいですよね。
賃貸ではなくて一戸建ての場合には、経費として計上する計算方法が少し複雑になります。
減価償却費を計算して、経費として計上する必要があるんです。
さらに、新築の住宅を購入した場合に付いてくる「住宅ローン控除」を申請している場合には、さらに話が複雑になるようです。
私の場合には住宅ローン控除の期間から外れている(新築から10年以上経過している)ので、その点は助かりました。
減価償却費として経費を計上する場合でも、築年数が10年~20年ぐらいであれば、年間で10万円以上を経費にできる可能性が高いと思います。
ちなみに、経費の対象となるのは「建物」だけです。
「土地」に関しては、経費の対象にはならないので注意してくださいね。
スマホの通信料や端末代の一部も経費になる
次に、スマホの通信料や端末代の一部も経費にできます。
この場合も、仕事として使っている割合が経費になります。
え、でもスマホは仕事としては使っていないんだけど・・・。
そんな風に考える人も多いのではないでしょうか。
でも、よく考えてみてください。
こんな風に、スマホを使っていませんか?
・作成したアフィリエイトサイトがスマホで正しく表示されるかを確認するために、スマホを使う。
・スマホでの検索順位を確認するために、スマホを使う。
・アフィリエイトサイトを作成するための情報収取をスマホでする。
・アフィリエイト収益を確認や、どのページから購入されたのかを確認するためにスマホを使う。
そう言われてみると、仕事でもスマホを使っているかも。
そういう人って、多いと思うんですよね。
私も、そうでした。
仮に、仕事でスマホを使っている割合を20%と仮定しましょう。
あなたが、月にスマホの通信料と端末の分割料金で、合計10,000円の出費があるとします。
すると、月に2,000円を経費として計上できるんです。
年間にすると、20,000円を経費として計上できることになります。
最後に
アフィリエイトは軽費があまりかかりません。
でも、家賃や電気代、スマホ代などの一部を経費にすることで、それなりの節税ができます。
私はこれまで、家賃や電気代などを経費計上してこなかったので、確定申告で余計な税金を納めてきました。
なぜ、もっと早い段階から経費についてしっかりと向き合ってこなかったのか。
とても悔やまれます。
今すぐにタイムスリップして、過去の自分に「家賃や電気代の一部は軽費になるぞ!しっかりと申告しろよ!」と言ってやりたいです。
経費の計上に関しては、法律的な面があるので慎重に行わなければいけません。
しかし、実際に仕事として使っている分に関しては、しっかりと経費計上して節税すべきだと思います。
みなさんも、この機会に「経費」について考えてみてはいかがでしょうか。